苫米地式コーチング認定コーチの萩原崇です。
2024年11月24日に開催される苫米地博士のセミナー「1day超集中コーチング・ブートキャンプ」にスピーカーとして登壇することになりました。
この講演タイトルが「次世代バランスホイールへの招待」なので、今回はバランスホイールについて考察してみます。
バランスホイールとは
バランスホイールはゴール設定の3つのルールの中の「複数のゴールを設定する」に基づきます。
趣味、職業、健康、家族など、人生の様々な方面にゴール設定をして、それぞれのゴールの関連性やバランスを見るためのツールです。
もしもゴールが1つしか設定できなかったとしたら、何かを諦めなくてはいけなくなるかもしれません。コーチングにおいてそんなことがあっていいはずありません。
これまでバランスホイールは、円を8つに(もしくはそれ以上に)分割して、それぞれにカテゴリを割り当ててそれぞれゴール設定をしていくものでした。
各カテゴリのゴールに優先度はなくフラットになるように設計されていて基本的なバランスホイールの形です。
バランスホイールの新しい形
各カテゴリのゴール設定のルールをあらためて確認してみると、「ファイナンス」と「健康」のゴールは、他のゴールと少し毛色が違うことに気が付きます。
通常のゴール設定では、「現状の外側へ」ゴール設定をしていきます。ところが、ファイナンスのゴールはより現状の外側へ、稼ぐ額が大きければ大きい方が良いという訳ではなく、ちょうどいいバランスのところにゴール設定します。
健康のゴールもファイナンスと同様に、ちょうどいいバランスで、健康な状態でバランスが取れていればいいという考え方です。
そして両方のカテゴリに共通する要素が、それ以外のゴールの達成を支えるものとしての役割があるということです。
そこで考案したのが、バランスホイールを2枚の円盤として表現することです。
次世代のバランスホイールへ
ゴール設定の尺度の違いからカテゴリを分けて、バランスホイールを2次元から3次元にするという試みでは、新しい視点の提供ができたと感じています。
更に次世代コーチングという枠組みの中では、もっとバランスホイールを進化させることができるはず、だと思っています。