【書き起こし】苫米地メソッド004「エフィカシー②」

苫米地英人YouTube 公式チャンネルで2016/10/21から公開されている苫米地メソッド004「エフィカシー②」の無料動画を全文書き起こししました。

Part1はこちらから。
【書き起こし】苫米地メソッド003「エフィカシー①」


 

エフィカシーが上がってると、脳が勝手にクリエイティブに働くって話をしたけど。エフィカシーを上げるっていうのは、簡単に言うと、当たり前だけれども、ゴールに対して、よほど自分が好きじゃないと、まずそれは、エフィカシーが上がりようがないのね、嘘になっちゃうから。人に嘘つくことはできるけど、自分に嘘ついても意味ないわけだ。だから心から望んでることじゃないといけないってことね。

もちろん心から望んでることであるゴールに対して、まずエフィカシーを下げる要因をまずなくさなきゃいけないわけだ。まずそれが最初の大前提ね。

エフィカシーを下げる要因っていうのは、周りの人からが多くなる。しかも自分がつい耳を傾けしまう人たちがエフィカシーを下げる要因になるから、まず、それは排除しなきゃいけない。排除するって言い方がよくないけども、そういう人たちとの会話は排除しなきゃいけない。だいたいは親だったりするわけだ。学校の先生だったりするわけだ。もしくは友人だったりするわけ。

本来は自分の一番味方な人たちが意外とエフィカシーを上げるときに妨げる要因になりますよ、ってことね。これはまず最初のファーストステップとして理解していかなきゃいけない。解決方法はものすごい簡単だからこのあと言うけど。もったいぶらずにこの中で言うけどね。だけど、まずはそこを理解しなきゃいけないわけね。

例えば、その学校の先生でもさ、お父さんお母さんっていう可能性もあるよ、「私はこういう大学に行きたいんだ。」。大学行きたいのは別にさ、ひとつの自己エフィカシーじゃん。だって、将来私は、なんでもいいよ、高級官僚になって、世界の国際機関に行って大活躍する!みたいなさ、高級官僚にならなくても大活躍できるかもしれないけど。日本みたいは強大な国はさ、日本の高級官僚から出向して世界の国際機関に行ったほうが、もちろん活躍しやすいのは決まってるから、決して間違いじゃないよね、いいゴールかどうかは別としてね。俺は高級官僚になって世界の国際機関で大活躍して世界平和のために尽くす、みたいな人がいたとする。そういうときにさ、高級官僚になりたいんだったら、東大当たり前でしょ、みたいな感じじゃない。それも、日本だったら法学部かな、みたいな感じでさ。ということで俺東大法学部にしたわ、っていうのは、東大法学部はゴールでもなんでもなくない?そのエフィカシーの一部じゃん。

俺にふさわしい学校は、俺のゴールは世界のトップクラスの官僚と渡り歩く高級官僚になることだ、というときに、いやそれ別に、ハーバードでもいいんですけど、って突っ込む人はいるかも知んないけどさ。とりあえず自分の知識の中でさ、別にハーバード行ったっていいんだよ。あの、フランスのさ、エコール・ノルマルとかあるじゃん。そんなのだっていいわけだ。だけど別に、とりあえず東大を思いついたとする。それは目標じゃないじゃん。多くは東大合格、ってゴールのように言ってる人がいるかもしれないけど、それはゴールじゃないのね。エフィカシーの一部なのね。コンフォートゾーンって言ってもいいよね。俺が行く大学は、東京大学法学部くらいが最低限、みたいな感じでしょ、きっと。で、上級職試験は3番以内くらいが最低限みたいな、感じじゃない。で財務省からぜひ来てくれ、って言われるくらいがちょうどいいみたいな感じ、だとする。それって全部エフィカシーじゃん。自己能力の自己評価でしょ。逆に言うとそれがコンフォートゾーンなわけだ。

それをさ、万が一、学校の先生知らんよ、親に言ったとして、「ちょっと待ってよ、東大行く家はお金持ちなのよ。」って言われたとする。いやだって実際東大の家の平均年収1,000万超えてて、日本の平均年収4百何十万を2倍以上超えてるってデータが有るわけだから。うちの年収は600万なのよ、みたいな。すごい現実的かもしれないけど。その前にそれだったらまだ許されるくらいだよね。だったら奨学金とはあるけど。あなたじゃムリ、なんて言う可能性ない?君の成績じゃ、、。学校の先生だったらもうちょっと論理的に言う。君の過去の何回の期末試験、中間試験と、最近受けた模試の結果によると偏差値上、君が東大法学部に入る確率は極めて低い、なんて言う可能性があるわけだ。それはだから、現実的な最適解として言ってくるわけだ。ということで、君におすすめは、どっか知らんけど、ここ、みたいな感じじゃん。もしくはお父さんお母さんの場合はそんなに細かくは見てないけど、だいたいお父さんお母さんは、特にお父さんは、自分の学歴より子供が上に行くのが、心のなかでは嫌だと思ってる人が結構いるわけだ。で、君にはムリっていう可能性があるわけだ。

そういう人たちはエフィカシーを下げる、それもついさ、学校の先生だったりさ、親だったりすると、影響を受けない?コーチング用語では、そういう人たちは単純な言葉があるわけだ。ドリームキラーだよね。だから、ドリームキラーは意外と身近にいますよ、それも親切心からドリームキラーになる可能性があるわけ。だって、あなたの為を思って。東大は勧めません、みたいな感じ。受験をするならここね、みたいなさ。東大がいいかどうかは別として、少なくともさっきの例だったらさ、東大法学部に入ったほうが高級官僚になって、どっかの国際機関に出向して成功しやすそうにさ、俺は単に思ったから言ってるわけだけで、その評価は別として。どちらにしてもそれに対して、あなたにはムリ、とか言う先生だったり親が、実際いるんだよ、俺は聞いたことあるし。そういうの全部まとめてドリームキラーっていうのね。

それはぜんぜん違う分野でもいくらでも言えるわけだ。俺はギタリストなりたい、って言ったときに、ギタリストじゃ食えない、って言うのもドリームキラーに決まってんじゃん。もしくは、おまえに音楽の才能なんてねえって。親に言われる筋合いはねえ、と思うけど。それもさ、学校の音楽教師にそんなこと言われたら、馬鹿野郎、君のやってきた音楽と俺の音楽は違うわい、俺はロックだい(笑)、とか言いたいけど、俺らだったら言うけどね。普通のさ、なんていうの、若者はさ、そこで学校の先生とか親とかに言われたらさ、そうすると、エフィカシーを下げられるわけだ。

だからドリームキラーはどういうやつか、っていうとエフィカシーを下げるやつのことをドリームキラーっていうのね。

そうすると前回、「コーチングはエフィカシーを上げることが全て」って言ったよね。コーチングとはエフィカシーを上げることなんだよ。ってことはドリームキラーってコーチングにおける最大の敵ってことじゃん。だから、そのドリームキラー、ただ困ったことに、親や学校の先生たちは悪意をもって言ってないのね。言ってる人いるかもしれないけど、基本的に悪意をもって言ってないのね。あなたの為を思って、ドリームキラーになってくれるっていう、すごい手強い相手なわけだ。

じゃあ解決法は、あるんだよ。ものすごい単純なんだよ、親の言うことを無視しろ、とか学校の先生を無視しろとか大変なことじゃないんだよ。単純、ゴールは人に言うなってこと。ゴールは誰にも言わないってこと。

だからトイレに東大合格、って書いたら、それはゴールは、ゴールとは言わないにしても、エフィカシーの一部でしょ、言わなくていいんだよ、だから、高級官僚になって、俺はIMFに出向して、なんてさ、外交官特権で、IMFは入ると、IMFという職員が外交官特権持てるんだよ、日本では意外と知られてないと思うけど。特別な機関なわけね。IMF入って外交特権持って世界の金融王たちと対等に付き合うんだ、とかみたいなゴールがあったら、ゴールかどうかは別として、そういうゴールがあったとして、そのときにとりあえず言ってもさ、お前にIMFはムリ、英語とかできんの?って言われるはずだし、そのためには最低限東大法学部行って、3位で財務省とか言ってさ、絶対ダメって学校の教師言いそうじゃん、君にはムリ。ってことはゴールは言わないってこと。ゴールを言わないってことは結果としてその中間地点にあるサブゴールだったり、エフィカシーとして当然であるコンフォートゾーンについても語らないってことね。

意外とこれね、逆に思ってる人が、、ゴールは色んな人に語ったほうがいいみたいな言う人がいるんだけど、逆。ゴールは人に言わないってことが、コーチングの基礎中の基礎なのね。

じゃあなんで言っちゃいけないかって言うと、簡単だよね、ドリームキラーが生まれるから。もう一つあるんだぜ。すごい大きな理由で。それは、さっき言ったゴールの定義覚えてる?ゴールというのは、止められても達成したくらいなりたくてなりたくてしょうがないこと。英語でいうとwant toであるってことでしょ。ところがゴールを、人に言ったりした瞬間にhave toに変わるのよ。

俺は東大法学部行くの当たり前でIMFで大活躍して、世界の金融王と渡り歩いて世界の貧困をなくすんだ、っていうゴールがあったとする。それを一度言っちゃったらさ。have toに変わんない?ゴールっていうのはね、明日変えたっていいんだよ。昨日IMFと思ったけど、今年WHOにしたわ、みたいな感じ?それでもっと途上国の健康のために。全然構わないわけだ。他の人が聞くと何コロコロ変わってんだ、ってなるし、それに言った瞬間にそれはhave toになるじゃん。せっかくのwant toがhave toに変わったら、ゴールはゴールでなくなるのよ。ひとつはだからそういう意味合いでも人には言わないってこと。want toは心の中に秘めておくってことね。

そして何と言っても殆どの人は、みなさんが現状の外に思うってことは、その両親だったり学校の先生にとってはものすごい突飛もないことに聞こえる。絶対ドリームキラーに回るから。多くの人は、人間を過去で見るってことにあまりにも慣れてるわけだ。そうすると昨日までの学校の成績でみる。昨日までのスポーツの成績で見る。俺らはさ、昨日まではどうでもいいわけでさ、未来どうなりたいっていうことにしか興味ないのがコーチだからさ。

それを現実的に、会社の会計やってる人が、会社経営になったならばその、「2%ね、来年の売上は。」っていいけどそれは、2%増ですか、、(笑)って感じだけど。いや、過去の会社の5年間のトレンドを見ると2%がちょうどいいみたいなことを言うと、そういう人経営者になるなっていうのとおんなじね。過去をいかに正確に、正確に見れば見るほど、未来は現状の中に押し込められるわけだ。そういう人ほどドリームキラーにますますなっていくわけだから。

だから標準偏差が、どうのこうのって言い始めた先生たちは、超ヤバイ。君の偏差値は、、絶対そんな人には志望校教えちゃいけないってことね。どうしても学校で言わなきゃいけないときは嘘つけばいいんだって。え、苫米地先生嘘つけって言ってますよ、って(笑)。嘘じゃないんだって。本当のことを教えないだけで、本当のことを教えないのは別に、CIA高官だってやってるし、ヒラリー・クリントンだってやってるし、本当はTPP推進だけどまあ、、ハハハ、、反対って言っとけ、みたいなさ。こういうところで言う話じゃないかもしれないけど。別にそういうの、嘘とは言わない。自分の身を守るためにどうしてもってときにさ、東大法学部って言わず、どこかは知らんけどさ、自分の偏差値見つけてきてそれにぴったし合ったような学校言っとけばいいんだって。おお、君にふさわしいとか言われて。心ん中でこの先生バーカ、って思ってればいいわけだからさ。なんだぜ。だって馬鹿じゃん、実際、そんな先生、俺らの論理から見ると。てかそういう先生は、だいぶ日本にコーチング、俺思いっきり10年くらい教えてるからだんだんマイノリティになりつつあると俺は信じてるけどね。

でもまだそういう先生はいると思う。そういう親もいると思う。それはただし、言わなきゃいいじゃん。先生には教えられません、でもいいかもしれないけどさ。心ん中に秘めてるんで。外に出す、人に教える、張り紙をすることだけだって、自分に対して鼓舞するような感じ、やっぱりhave toに変わるわけだ。だからhave toに変えないってことで、まずは、人に言わないってことね。外に出さないってこと。心のなかに秘めておくってことね。そして、やっぱりドリームキラーが絶対に生まれるから、言うと。だからゴールは人に言わないっていうのが、エフィカシーを下げられないという秘訣だと思ってくださいってこと。

ただし、唯一の例外はあるんだぜ。唯一の例外だよ。

それは、プロのコーチにはゴールを教えていいのね。俺らにはガンガンに教えてくれ。俺らは、さっきのは、ネガティブな、下げる人をいかに防ぐかって話で、俺ら上げる人だから。上げることはこれ、プロフェッショナルな技術がいるわけで、ちゃんと、それはいろんなコーチいるかもしれないけど、少なくとも俺が認定してるコーチたちは徹底的に教えてるから。俺が教えたコーチたち、もちろん自分自身も含めてだけど、俺が教えたコーチたちは、プロのコーチだからね。プロのコーチにはゴールを堂々と教えていいのね。

それどころか、ゴールを一緒に探すお手伝いまでしてもらっていいのね。実際はだいたいは、ゴールって、だって知識はないわけだから、若ければ若いうちは、当たり前だよね。ゴールだってよくわかんない。大人だってゴールよくわかんないのが普通なんだぜ。まずはゴールを探すお手伝いを一緒にするし、そして何と言っても、見つけたゴールに向かって、エフィカシーを、さっきの話はドリームキラーを作んないは下げる人をいかに防ぐかだけど、いかに上げてくかってお手伝いをするのが俺らプロのコーチの仕事だから。ってことは、唯一の例外は、プロのコーチにはゴールを教えていいってことね。

ま、とりあえず今回は、いかにエフィカシーを下げられないかって話をしたんで。あとでじゃあプロはどうやってエフィカシーを上げてくかって、一部はそっと教えてあげようと思います。